細 (→生殖・繁殖用薬) |
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=== 血液に作用する薬 === | === 血液に作用する薬 === |
2017年6月18日 (日) 19:45時点における版
- 本ページは獣医学領域すべての動物種についての薬用量マニュアルである。
- 本カテゴリー薬左メニューでは「薬用量マニュアル」と記載。
- 投与形態によってcategory:空腹時投与category:食後投与を記載していく。
薬カテゴリー一覧
ER薬
抗癌剤
抗生物質
神経系治療薬
- 中枢神経疾患に用いる薬
- ステロイド
- 抗てんかん薬
- 免疫抑制剤
- コリンエステラーゼ阻害薬
循環器作用薬
呼吸器系作用薬
- 呼吸促進薬
- 気管支拡張薬
- 鎮咳薬(ちんがいやく)
- 去痰薬(きょたんやく)
- 噴霧治療薬
- ネブライザー
消化器作用薬
皮膚科のお薬
泌尿器薬
生殖・繁殖用薬
- 男性ホルモン剤
- 抗男性ホルモン剤
- 黄体ホルモン剤
- 下垂体後葉剤
- 性腺刺激ホルモン剤
- 人工流産剤
- 偽妊娠
- 子宮蓄膿症
- 繁殖用薬
血液に作用する薬
免疫に作用する薬
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- 抗甲状腺薬
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糖尿病治療薬
感染症治療薬
眼科のお薬
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- Category:消炎剤
- Category鎮痛剤:
麻酔薬
抗中毒薬
その他
輸液添加剤
ビタミン剤
造影剤
行動治療薬
インターフェロン
プロスタグランジン
サイトカイン
食欲刺激剤
妊娠中に安全な薬
抗ヒスタミン剤
未作成薬物
各種記号の意味(Wikipediaの「投与経路」の項目より引用)
- 経静脈投与 (IV)
- 静脈注射、点滴静脈注射など。静脈を意味する英語Intravenousを略してIVと表記されることがある。例)多くの医薬品、高カロリー輸液など。
- 経動脈投与 (IA)
- 例)血管けいれんの治療に用いられる血管拡張剤や血栓性塞栓症治療のための血栓溶解剤など。
- 筋肉内投与 (IM)
- 筋肉内を意味する英語Intramuscularを略してIMと表記されることがある。例) ワクチン、抗生剤、長期的精神活性物質など。
- 心臓内投与 (IC)
- 例)かつて心肺蘇生法中にアドレナリンを投与するために用いられた。
- 皮下投与 (SC, sub-Q)
- 皮下を意味する英語Subcutaneousを略してSC、またはその発音からsub-Qと表記されることがある。例)インスリンなど。
- 骨内投与 (IO)
- 骨髄は静脈系に直結しているので実質的には間接的な経静脈投与といえる。この経路は救急医療や小児科などで静脈投与が困難な場合に用いられることがあるが専用針が高価で普及していない。
- 皮内投与 (ID)
- 皮内を意味する英語Intradermalを略してIDと表記されることがある。例)アレルギーテスト、刺青など
- くも膜下(腔)投与 (IT)
- 脊髄への投与。例) 脊髄麻酔薬。脊髄への化学療法。
- 腹腔内投与 (IP)
- 例)腹膜透析における透析液の注入。
- 膀胱内投与 (VE)
- 例)膀胱ガン治療。
持続点滴(CRI)
ガンマ
1γ=μg/kg/min
未作成薬物
参考図書
まとめ表
製剤名 |
商品名 |
薬用量 |
適応症 |
特記事項 |
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抗生物質(内服) |
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アモキシシリン |
サワシリン250 |
10-40mg/kg BID |
細菌感染症の治療・予防全般、膀胱炎、helicobacter pylori |
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ラクタム系 |
アモキシシリン細粒 |
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アモキシシリン複合剤 |
オーグメンチン125・250 |
12-25mg/kg BID |
膀胱炎などの薬剤耐性菌感染 |
シートから出しての処方、分割禁忌。湿度に弱く、短時間で薬効低下。 |
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セファレキシン |
ラリキシン250 |
15-35mg/kg BID |
細菌感染症の治療・予防全般。細菌性皮膚感染症、泌尿器・呼吸器など |
嘔吐することあり |
セファロスポリン系 |
リレキシペット75・600 |
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第1世代 |
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ラリキシンドライシロップ |
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セファクロル |
アレンフラール |
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セファロスポリン系 |
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第2世代 |
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リンコマイシン |
リンコシン100 |
10mg/kg BID |
細菌性皮膚感染症 |
高用量でも問題なし。静菌作用だが、組織移行性良好。 |
リンコサミド系 |
クリンダマイシン |
ダラシン 75・150mg |
5~10mg/kg BID |
歯周病 |
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アンチローブ 25mg |
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オルビフロキサシン |
ビクタス10・40 |
2.5-5mg/kg SID |
細菌感染症の治療・予防全般、呼吸器、泌尿生殖器、皮膚 など |
組織移行性良好。耐性菌にも比較的有効性あり |
ニューキノロン系 |
エンロフロキサシン |
バイトリル15・50・150 |
犬:5-10mg/kg SID 猫 : 5mg/kg SID |
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バイトリル2.5%HV液 |
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オフロキサシン |
ウェルメイト50・100 |
5-10mg/kg SID |
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マルボフロキサシン |
ゼナキル50 |
2.75-5.5mg kg |
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塩酸ドキシサイクリン |
パルドマイシン50 |
5-10mg/kg BID |
眼・眼瞼、呼吸器、ヘモバルトネラ など |
組織移行性良好。副作用少ない。 |
テトラサイクリン系 |
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塩酸ミノサイクリン |
ミノトーワ50 |
5-15mg/kg BID |
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薬剤耐性菌にも有効性高い。 |
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クーペラシン100 |
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ホスホマイシン |
ホスミシン500 |
10-30mg/kg BID |
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薬剤耐性菌にも有効性高い。 |
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クロラムフェニコール |
クロロマイセチン250 |
犬 : 25-50mg/kg BID |
中枢神経系 |
毒性あり。特に猫及び新生児では長期・高用量投与注意。 |
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猫 : 15-25mg/kg BID |
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コリスチン |
メタコリマイシン |
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薬剤耐性菌 |
薬剤耐性菌にも有効性高い。 |
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スルファジアジン |
トリブリッセン480 |
30mg/kg /day 1日1-2回に分けて 10日間 |
コクシジウム症 |
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+トリメトプリム |
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スルファジメトキシン |
アプシード |
50-60mg/kg SID 10日間 |
コクシジウム症 |
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メトロニダゾール250mg |
フラジール |
25-30mg/kg BID 5-10日間 |
ジアルジア症、消化器障害(炎症性腸炎、クロストリジウムなど) |
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10-15mg/kg BID 14日間 |
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抗生物質(注射薬) |
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アンピシリンナトリウム |
アンピシリンナトリウム注 |
20-40mg/kg BID SC.IV |
細菌感染症の治療・予防全般 |
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ラクタム系 |
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「フジタ」 1g |
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セファゾリンナトリウム |
タイセゾリン 1g |
20-40mg/kg BID SC.IV |
細菌感染症の治療・予防全般 |
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セファロスポリン系 |
エンロフロキサシン |
バイトリル注 25mg/ml |
5mg/kg SID SC |
細菌感染症の治療・予防全般 |
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ニューキノロン系 |
セファレキシン |
コンベニア注 |
1Vを10mlの生食で溶解し、0.1ml/kg |
細菌感染症の治療・予防全般。細菌性皮膚感染症、泌尿器・呼吸器など |
1回の投与で14日間、有効血中濃度が持続 |
セファロスポリン系 |
スルファジアジン + トリメトプリム |
トリブリッセン 24% |
0.125ml(30mg)/kg SID SC |
細菌感染症の治療・予防全般。細菌性皮膚感染症、泌尿器・呼吸器など |
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抗真菌薬 |
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イトラコナゾール |
トラコナ錠 50mg |
犬:5-10mg∕kg SID 7-30日間 |
皮膚糸状菌症 マラセチア性皮膚炎 |
半減期が長く、少ない投与回数で効果が期待できる。脂肪と同時投与で吸収性高まる。表皮への組織移行性良好 |
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:5-10mg/kg SID 2-3日連続/週を3-4週間 |
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猫: 10mg∕kg SID 7-14日間 |
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グリセオフルビン |
ポンシルFP錠 125mg |
犬:25-50mg∕kg BID 6~10週間連用 |
皮膚糸状菌症 |
嘔吐、下痢、食欲不振。猫で重篤な骨髄抑制を起こすことがあり、定期的にCBCを行う。脂肪を含む食餌あるいは食直後に与える方がよい。 |
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猫:25mg/kg/day を1日1-2回分与、6~10週間 |
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ケトコナゾール |
ketoconazole tabklets USP 200mg |
犬:5-10mg/kg SID 21-30日間 |
マラセチア性皮膚炎(脂漏性皮膚炎) |
食餌と一緒に投与した方がよい |
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:5mg/kg BID、10mg/kg SID で21-30日間 |
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ケトコナゾール外用液 |
ニトラゼンローション2% |
1日2-3回患部に塗布 |
皮膚糸状菌症 マラセチア性皮膚炎 |
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クロトリマゾール外用液 |
エンシェント液 |
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