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カテゴリ:オピオイド
提供: 獣医志Wiki
目次
オピオイド受容体の種類
- μ(ミュー)受容体
- δ(デルタ)受容体
- κ(カッパ)受容体
- σ(シグマ)受容体
鎮痛作用
μ1,κ
鎮静作用
κ
多幸感
μ2
呼吸抑制
μ2,κ
徐脈
μ2
イレウス
μ2
オピオイド作動薬(麻薬)
オピオイド作動薬(麻薬)の種類
－モルヒネ
- メペリジン
- フェンタニル
オピオイド一覧
| 薬剤 | μ | κ | 強さ(かっこ内は実際の効果) | |
|---|---|---|---|---|
| μ作動薬 | モルヒネ | + | + | 1(モルヒネ1として) |
| μ作動薬 | フェンタニル | + | + | 100 |
| 作動-拮抗薬薬 | ブトルファノール | - | + | 3-5(0.4) |
| 部分作動薬 | ブブレノルフィン | +(部分) | - | 30(0.8) |
オピオイド作動*拮抗薬
- 作用
- 鎮痛作用：中等度
- 軽度の鎮静作用
- 副作用
- 心拍数低下
- 呼吸抑制：天井効果
オピオイド作動*拮抗薬の種類
- ブトルファノール(μ拮抗κ作動)
- ブプレノルフィン(部分的μ作動)
- ペンタゾシン(μ拮抗κ作動)
- μやκの拮抗薬はナロキソンでできます。
非定型オピオイド：トラマゾール
- 合成オピオイド
- オピオイドと関連しない中枢性鎮痛作用を持つ
- 鎮痛作用
- 中等度～重度の疼痛に有効
- μ受容体と結合する
- ナロキソンでは鎮痛作用を部分的にしか拮抗できない
- α2作動薬様作用
- 副作用：他の麻酔薬と併用すると呼吸抑制
参考リンク
| いたみ研究会 | 公益財団法人 動物臨床医学研究所 |
