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カテゴリ:血管拡張薬
提供: 獣医志Wiki
心臓負荷軽減薬
作用機序 |
薬物名 |
適応 |
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α1ブロッカー |
プラゾシン |
抗高血圧 |
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ACE阻害 |
カプトプリル |
抗高血圧、抗心不全 |
後負荷↓ アルドステロン分泌抑制により前負荷も↓ アンギオテンシンⅡの産生抑制⇒血管拡張 |
利尿薬 |
フロセミド ヒドロクロロチアジド |
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前負荷↓ |
Ca2+チャネルブロッカー 血管拡張作用 |
ニフェジピン |
抗高血圧、抗狭心症 |
平滑筋の細胞膜に働いてCa2+の流入を阻止、血管を拡張させる |
ジルチアゼム |
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細動脈拡張 |
ヒドララジン 平滑筋に直接作用 |
抗高血圧 |
後負荷↓ |
cGMP↑ NOドナー |
ニトログリセリン |
抗狭心症、抗心不全 |
放出されたNOがグアニル酸シクラーセを活性化しcGMP濃度を高めて血管を拡張させる。動脈拡張だけでなく静脈もよく拡張するので前負荷も軽減される。ニトログリセリンは速効性であり、急性心不全のときに適用。硝酸イソソルビドは硝酸が薬理有効成分で糖とエステルにすることによって動態的にすぐれた薬物になっている。 |
硝酸イソソルビド |
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