「細菌病:牛」の版間の差分

病名	発生時期	補足
ブルセラ病(法)(人獣)	7~8月後期	雄に症状なし
カンピロバクター症(届)	散発的	雄に症状あり
牛の流産・不娩症	7~8月後期
コクシエラ症(人獣)
ネオスポラ症(届)	3-8月
トリコモナス症(届)

血尿・出血・血便を示す感染症

レプトスピラ症
- 血色素尿→尿遠心しても低分子のため沈下しない。沈渣に赤血球認められない。
- 血色素が血中に多量にあるので黄疸
牛の膀胱炎・腎盂腎炎
- RBC尿なので尿遠心すれば、多量の赤血球が認められる。

神経症状を呈するもの

ジステンパー
破傷風菌
リステリア
ヒストフィルス・ソムニ感染症

顔貌に異常をきたすもの

伝染性角結膜炎
牛のアクチノバチルス感染症
放線菌症
- 牛の下顎がはれる。Actinomyces bovis
- 顕微鏡的に菌体のまわりに棍棒状のものが複数放射状にみえる。＝ロゼット形成
皮膚糸状菌
牛の趾乳頭腫症
- トレポネーマ様らせん菌(Treponema brennaborense)
- イチゴ状の発疹or丘疹。グラム陰性PCRで遺伝子を特定する。
デルマトフィルス症
- 菌糸がのび、その分節が遊走糸として動く。この遊走糸は病変部から生食の5%CO2の条件で浮上するため分離が可能。
- β溶血をおこし、褐色の固着性のあるコロニーを形成
皮膚糸状菌症
- 臨床徴候→痂皮、胞子、菌糸

下痢の種類

病名	好発年齢	下痢の種類	発熱	抗生物質
ヨーネ病	成牛	水様性下痢	-	-
サルモネラ	６ヶ月以内から成牛まで	粘血便	+	+
E.coli	２週齢	酸臭、ペースト状	-	+
Eimeria	離乳から６ヶ月	血便	-	-（サルファ剤）
クリプト	4週齢以内	オレンジ色	-	-

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-|~病名|~発生時期|~補足|h
+!病名!!発生時期!!補足
-|ブルセラ病(法)(人獣)|7~8月後期|雄に症状なし|
+|-
-|カンピロバクター症(届)|散発的|雄に症状あり|
+|ブルセラ病(法)(人獣)||7~8月後期||雄に症状なし
-|牛の流産・不娩症|7~8月後期||
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-|コクシエラ症(人獣)|||
+|カンピロバクター症(届)||散発的||雄に症状あり
-|ネオスポラ症(届)|3-8月||
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-|トリコモナス症(届)|||
+|牛の流産・不娩症||7~8月後期||
+|-
+|コクシエラ症(人獣)||||
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+|ネオスポラ症(届)||3-8月||
+|-
+|トリコモナス症(届)||||
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 == 血尿・出血・血便を示す感染症 ==
--レプトスピラ症
+*レプトスピラ症
---血色素尿→尿遠心しても低分子のため沈下しない。沈渣に赤血球認められない。
+**血色素尿→尿遠心しても低分子のため沈下しない。沈渣に赤血球認められない。
---血色素が血中に多量にあるので黄疸
+**血色素が血中に多量にあるので黄疸
--牛の膀胱炎・腎盂腎炎
+*牛の膀胱炎・腎盂腎炎
---RBC尿なので尿遠心すれば、多量の赤血球が認められる。
+**RBC尿なので尿遠心すれば、多量の赤血球が認められる。
 == 神経症状を呈するもの ==
--ジステンパー
+*ジステンパー
--破傷風菌
+*破傷風菌
--リステリア
+*リステリア
--ヒストフィルス・ソムニ感染症
+*ヒストフィルス・ソムニ感染症
 == 顔貌に異常をきたすもの ==
--伝染性角結膜炎
+*伝染性角結膜炎
--牛のアクチノバチルス感染症
+*牛のアクチノバチルス感染症
--放線菌症
+*放線菌症
---牛の下顎がはれる。Actinomyces bovis
+**牛の下顎がはれる。Actinomyces bovis
---顕微鏡的に菌体のまわりに棍棒状のものが複数放射状にみえる。＝ロゼット形成
+**顕微鏡的に菌体のまわりに棍棒状のものが複数放射状にみえる。＝ロゼット形成
--皮膚糸状菌
+*皮膚糸状菌
--牛の趾乳頭腫症
+*牛の趾乳頭腫症
---トレポネーマ様らせん菌(Treponema brennaborense)
+**トレポネーマ様らせん菌(Treponema brennaborense)
---イチゴ状の発疹or丘疹。グラム陰性PCRで遺伝子を特定する。
+**イチゴ状の発疹or丘疹。グラム陰性PCRで遺伝子を特定する。
--デルマトフィルス症
+*デルマトフィルス症
---菌糸がのび、その分節が遊走糸として動く。この遊走糸は病変部から生食の5%CO2の条件で浮上するため分離が可能。
+**菌糸がのび、その分節が遊走糸として動く。この遊走糸は病変部から生食の5%CO2の条件で浮上するため分離が可能。
---β溶血をおこし、褐色の固着性のあるコロニーを形成
+**β溶血をおこし、褐色の固着性のあるコロニーを形成
--皮膚糸状菌症
+*皮膚糸状菌症
---臨床徴候→痂皮、胞子、菌糸
+**臨床徴候→痂皮、胞子、菌糸
 == 下痢の種類 ==
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 |-
-|~病名|~好発年齢|~下痢の種類|~発熱|~抗生物質|h
+!病名!!好発年齢!!下痢の種類!!発熱!!抗生物質
-|ヨーネ病|成牛|水様性下痢|-|-|
+|-
-|サルモネラ|６ヶ月以内から成牛まで|粘血便|+|+|
+|ヨーネ病||成牛||水様性下痢||-||-
-|E.coli|２週齢|酸臭、ペースト状|-|+|
+|-
-|Eimeria|離乳から６ヶ月|血便|-|-（サルファ剤）|
+|サルモネラ||６ヶ月以内から成牛まで||粘血便||+||+
-|クリプト|4週齢以内|オレンジ色|-|-|
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+|E.coli||２週齢||酸臭、ペースト状||-||+
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+|Eimeria||離乳から６ヶ月||血便||-||-（サルファ剤）
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+|クリプト||4週齢以内||オレンジ色||-||-
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「細菌病:牛」の版間の差分

2015年4月4日 (土) 15:22時点における最新版

目次

牛の出血性敗血症(法)

牛のヨーネ病(法)

牛の炭疽(法)(人獣)

牛の結核病(法)(人獣)

牛のブルセラ病(法)(人獣)

牛の気腫疽(届)

牛カンピロバクター症(届)

牛のレプトスピラ症(届) (人獣)

牛のサルモネラ症(届) (人獣)

牛の悪性水腫(人獣)

牛ノカルジア症(人獣)

デルマトフィルス症(人獣)

生殖器感染するもの

血尿・出血・血便を示す感染症

神経症状を呈するもの

顔貌に異常をきたすもの

下痢の種類

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