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スクレイピー

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病名

原因

伝播・疫学

症状(臨床・病理)

診断・類症鑑別

予防・治療

重要事項

その他メモ

和名:

スクレーピー

和名:

感染様式:経口感染以外は不明


臨床:過敏反応を示す。運動失調や麻痺等

肉眼的変化として脳脊髄の萎縮と脊髄液の増加がみられる

診断:

PrPscの検出(たんぱく質分解酵素に耐性なので処理しても残る)

予防:

感染飼料を使用しない

防疫体制の段階でクリアにする

病理学的にBSEではプリオンの蓄積は中枢神経系に限局しているが、本疾患では例えばリンパ節でも増殖する


牛への感染は本疾患の特殊飼料が牛へ流用されることで引き起こされる(イギリス、スイス、フランス等 )

世界:

EU

日本:2003年9月@北海道


血清学的診断:


英名:

scrapie

英名:

PrPsc

宿主:

病理:非炎症性に起こる。延髄、橋、脊髄で左右対称性にみられる

神経細胞の膨化、空胞変性と星状膠細胞のび慢性増殖、灰白質の海綿状態が特徴的


類症鑑別:

治療: