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稽留熱(continuous fever、けいりゅうねつ) 
一日の体温差が1℃以内で、38℃以上の高熱が持続するもの。
  • 重症肺炎や粟粒結核
  • 腸チフスの極期など
  • 牛RSウイルス病
  • 牛ヘルペス1型感染症(牛伝染性鼻気管炎:IBR)(届)
弛張熱(remittent fever、しちょうねつ) 
一日の体温差が1℃以上の変化をとるが、37℃以下にまでは下がらないもの。
  • 敗血症
  • ウイルス感染症をはじめ種々の感染症
  • 悪性腫瘍
  • 牛の結核病
間欠熱(intermittent fever、かんけつねつ) 
一日の体温差が1℃以上の変化をとり、37℃以下にまで下がるもの。マラリアの発熱期など、弛張熱と同様の疾患でもおこる。
波状熱(undulant fever、はじょうねつ) 
発熱時期と発熱しない時期とが区別されているもの。
  • ブルセラ症
  • マラリア
  • ホジキン病
  • 胆道閉鎖症
周期熱(periodic fever、しゅうきねつ) 
規則的周期で発熱を引き起こすもの。マラリア、フェルティ症候群など。