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リンパ腫:猫

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リンパ腫

リンパ腫の解剖学的分類ごとの発生頻度

縦隔型・鼻腔型に比べて消化器型は予後が一般的に悪い

リンパ腫発生場所

診断・検査(超音波や細胞診)

超音波検査でのチェック項目

  • 腸の異常な層構造や僻の肥厚
  • 付属リンパ節の腫大
  • 消化管内腔の拡張
  • 消化管の波状変化
  • 消化管筋層の肥厚

細胞診

細胞形態学的病型分類

治療方針

予後と予後因子

FeLVの病原性



    週             0  1  2  3  4  5  6  7  8
ビンクリスチン(0.025mg/kg IV) ●     ●     ●     ●     ●
L-アスパラキナーゼ(400IU/kg SO)  ●
シクロフォスファミド(10mg/kg IV)    ●           ●
ドキソルビシン(25mg/m2 IV)                         ●
メトトレキサート(0.8mg/kg IV)            ●
プレドニゾン(5mg BID PO)     ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●   ●

消化管型にはクロラムブシル(副作用がほとんどない)がよい。