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「カテゴリ:ウイルス学」の版間の差分
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+ | *+ssRNA 脱外被後、ゲノムRNAが単独でmRNAとしての機能を持つ | ||
+ | *-ssRNA 分節型と非分節状のものがある | ||
+ | **mRNAに相補的な塩基配列からなりmRNAを合成するための鋳型としての役割を担う | ||
+ | **RNA依存性RNAポリメラーゼが粒子中のカプシドに含まれる。 | ||
+ | **パラミクソ フィロ ボルナ ラブド→モノネガ | ||
+ | *dsRNA レオウイルス→脱外被後、マイナス鎖からプラス鎖RNAに転写されmRNAおよび子孫ウイルスRNAの鋳型となりさらにマイナス鎖RNAが合成され2本鎖となる | ||
+ | *逆転写型RNA | ||
+ | **レトロウイルス:プラス鎖RNAゲノムは粒子内の逆転写酵素により2本鎖DNAに逆転写されたあと細胞のDNAにプロウイルスDNAとして組み込まれる。このプロウイルスDNAを鋳型としてウイルスmRNAおよびゲノムRNAが転写 複製される |
2015年1月14日 (水) 17:37時点における版
DNAウイルス
- ssDNA 複製型DANを経てssDNAが子孫ウイルスに取り込まれる
- dsDNA 少なくとも2段階のmRNAの転写と翻訳が行われる
- 逆転写型DNA
- ヘパドナ:部分的に2本鎖の環状DNAが粒子内の酵素により超螺旋DNAとなる。→宿主細胞のRNAポリメラーゼによりプレゲノムと呼ばれるプラス鎖RNAが合成→これを基質にして粒子内の逆転写酵素によりマイナス鎖DNA→DNAポリメラーゼ活性によりdsDNAが合成される
RNAウイルス
宿主細胞にはRNAを鋳型としてRNAを合成するためのRNAポリメラーゼが存在しないため、RNAウイルスはこの酵素を持つという得と兪がある
- +ssRNA 脱外被後、ゲノムRNAが単独でmRNAとしての機能を持つ
- -ssRNA 分節型と非分節状のものがある
- mRNAに相補的な塩基配列からなりmRNAを合成するための鋳型としての役割を担う
- RNA依存性RNAポリメラーゼが粒子中のカプシドに含まれる。
- パラミクソ フィロ ボルナ ラブド→モノネガ
- dsRNA レオウイルス→脱外被後、マイナス鎖からプラス鎖RNAに転写されmRNAおよび子孫ウイルスRNAの鋳型となりさらにマイナス鎖RNAが合成され2本鎖となる
- 逆転写型RNA
- レトロウイルス:プラス鎖RNAゲノムは粒子内の逆転写酵素により2本鎖DNAに逆転写されたあと細胞のDNAにプロウイルスDNAとして組み込まれる。このプロウイルスDNAを鋳型としてウイルスmRNAおよびゲノムRNAが転写 複製される