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インターキャット

1,720 バイト追加2017年3月2日 (木) 13:37
;インターキャット
:インターフェロンの一種。IFN-ω(猫のたまたま) 抗ウイルス作用があり、種特異性が低い(つまり犬パルボにも・・・)。逆にIFN-γは種特異性が高い*インターフェロン**1型→α、β、ω(普通サイトカインは種特異性が高いがこれらは例外。ビムロンはヒト用だが大動物で使用される)**2型→γ
== インターフェロン製剤を使う時の注意するべきケース ==
*黄疸がある
*ワクチン製剤で過敏症歴があるケース
*妊娠中→サルは流産、その他実験動物でも。よってブリーダーに使う場合インフォーム推奨
*インタードッグは外部寄生虫やマラセチア、膿皮症、脂漏症がある場合
*一般状態が悪い(この点については犬パルボウイルスの項目を読んでください)
*ウイルス感染の場合preをできるだけ使用しないようにする(インターフェロンの免疫活性と相殺されるため)
== 各ウイルスに対する使用方法 ==
;中程度:1~3MU/head
;重度:1~3MU/head
=== 補足事項 ===
上の「インターフェロン製剤を使う時の注意するべきケース 」で一般状態が悪い場合と書いたが、具体的に言うと重篤な心臓疾患や肺水腫を起こした動物、糖尿病である。
これは添付文章に書いていたり、報告があったりするので使用して弊害があった場合訴訟の対象となるがこのパルボウイルスの例で言えばインターフェロンはどういった反応を示すか分からない。
しかしウイルスに抵抗する上で非常に有用である。と言うかパルボの場合インターフェロン頼みのところがあるのでパルボウイルスに限らず有益である場合オーナーに一言副作用があることがあり、それは個体差があることだけはお伝えください。