北野成昭(キタノナルアキ) 作『獣医志Wiki』はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
「ニューカッスル病」の版間の差分
(ページの作成:「Category:法定伝染病 Category:人獣共通感染症 Category:パラミクソウイルス ニューカッスル・アポン・タインであれ?これ...」) |
(相違点なし)
|
2015年7月28日 (火) 21:31時点における版
ニューカッスル・アポン・タインであれ?これって昔あった病気じゃね?と言う事で再発見された後名称が決まった(Wikipedia情報)
病名 |
原因 |
伝播・疫学 |
症状(臨床・病理) |
診断・類症鑑別 |
予防・治療 |
重要事項 |
その他メモ |
和名: ニューカッスル病 |
和名: ニューカッスル病ウイルス 病原性による区分 (強毒,中等毒および弱毒の3型) |
感染様式: 排泄物の接触伝播、介卵感染(in egg,低確率) |
強毒株内蔵型(ドイツ型・アジア型): 呼吸器症状、緑色下痢便、神経症状 急性経過・高死亡率(90~100%) 強毒株神経型(ビーチ型): 呼吸器症状、神経症状、産卵低下、異常卵 慢性経過・低死亡率(成鶏:5%、雛:50%) |
診断: 疫学的発生状況、臨床症状と解剖所見より判断 ウイルス分離(気管、消化管、脳より採材→鶏腎細胞、発育鶏卵に接種→合胞体のCPEとHAを確認後HIで同定) ウイルス抗原検出:呼吸器粘膜を用いてFAで抗原検出 |
予防: 不活化・生ワクチン |
1.鶏その他鳥類を宿主とする呼吸器症状,下痢,神経症状を主徴とする急性伝染病 2. 世界的に広く分布し,わが国では生・不活化ワクチンで予防 |
人では結膜炎症状 |
世界: 世界各地に広く分布 |
中等毒型(ボーデット型): 軽い呼吸器症状、下痢での死亡なし 不顕性感染あり(→産卵低下) |
||||||
日本: あり(ワクチン未接種の愛玩鳥に散発) |
弱毒型: 軽い呼吸器症状または無症状、ワクチン株 |
血清学的診断: 強毒内蔵型以外ではペア血清を用いてHIし抗体価測定 |
|||||
英名: Newcastle disease |
英名: Mononegavirales Paramyxoviridae Paramyxovirinae Avulavirus |
宿主: 鶏,あひる,うずら,七面鳥,きじ,野鳥類の年齢、性別、品種に無関係に発生 |
病理: 強毒株内蔵型:気管の充出血、線胃・腸胃の出血と潰瘍、非化膿性脳炎、血腫卵胞、産卵低下 |
類症鑑別: 神経症状(マッレク病、鶏脳脊髄炎) 呼吸器症状(伝染性気管支炎,伝染性喉頭気管炎、(伝染性コリーザ、鶏マイコプラズマ病)) 急性死で高病原性鳥インフルエンザ |
治療: |