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「疾病の予防と対策」の版間の差分

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=== 消毒方法 ===
 
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--機械因子 ・・・濾過、音波、高圧、凍結融解
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--消毒薬　・・・蛋白変性剤、酸化剤、アルキル化剤
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--その他　・・・酵素、ｐH、塩類濃度
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=== 消毒剤の特性および応用 ===
 
=== 消毒剤の特性および応用 ===
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+アルデヒド系消毒剤　・・・グルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド→作用機序：強い蛋白凝固を起こし、酵素反応を不活化
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#アルデヒド系消毒剤　・・・グルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド→作用機序：強い蛋白凝固を起こし、酵素反応を不活化
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+塩素系消毒剤・・・次亜塩素酸Na、次亜塩素酸Ca
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+ヨウ素系消毒剤・・・ヨードホール
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+アルコール系消毒剤・・・７０?８０％エタノール、５０?７０％イソプロパノール
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+フェノール系消毒剤・・・クレゾール石鹸→作用機序：細胞膜の破壊、細胞質内蛋白の変性・溶解
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+第四級アンモニウム塩系消毒剤・・・塩化ベンザルコニウム
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#第四級アンモニウム塩系消毒剤・・・塩化ベンザルコニウム
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+両性界面活性剤（グリシン）系活性剤→作用機序：細菌の細胞表層に作用して殺菌作用を示す
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#両性界面活性剤（グリシン）系活性剤→作用機序：細菌の細胞表層に作用して殺菌作用を示す
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+ビグアナイド系消毒剤・・・クロルヘキシジン→作用機序：細菌の呼吸を阻害
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#ビグアナイド系消毒剤・・・クロルヘキシジン→作用機序：細菌の呼吸を阻害
  
 
== 能力別消毒剤の微生物に対する効力 ==
 
== 能力別消毒剤の微生物に対する効力 ==
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== 消毒剤の対象物別適用範囲 ==
 
== 消毒剤の対象物別適用範囲 ==
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2016年2月26日 (金) 03:52時点における最新版


疾病予防

消毒

殺菌とは微生物に不可逆的変化を生じさせ、代謝機能を破壊すること。

滅菌
対象物中のすべての微生物（芽胞）を殺滅または除去すること
消毒
対象物中における目的の微生物を殺菌または除菌して感染性を失わせること

消毒方法

  • 物理的方法
    • 熱処理 ・・・乾熱、湿熱
    • 放射線照射・・・非電離放射線、電離放射線
    • 機械因子 ・・・濾過、音波、高圧、凍結融解
  • 科学的方法
    • 消毒薬　・・・蛋白変性剤、酸化剤、アルキル化剤
    • その他　・・・酵素、ｐH、塩類濃度

消毒剤の特性および応用

  1. アルデヒド系消毒剤　・・・グルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド→作用機序：強い蛋白凝固を起こし、酵素反応を不活化
  2. 塩素系消毒剤・・・次亜塩素酸Na、次亜塩素酸Ca
  3. ヨウ素系消毒剤・・・ヨードホール
  4. アルコール系消毒剤・・・７０?８０％エタノール、５０?７０％イソプロパノール
  5. フェノール系消毒剤・・・クレゾール石鹸→作用機序：細胞膜の破壊、細胞質内蛋白の変性・溶解
  6. 第四級アンモニウム塩系消毒剤・・・塩化ベンザルコニウム
  7. 両性界面活性剤（グリシン）系活性剤→作用機序：細菌の細胞表層に作用して殺菌作用を示す
  8. ビグアナイド系消毒剤・・・クロルヘキシジン→作用機序：細菌の呼吸を阻害

能力別消毒剤の微生物に対する効力

>○:有効　　△：効果が不確実　　×：無効

能力 消毒剤 細菌 ウイルス
栄養型 抗酸菌 芽胞 真菌 エンベロープ○ エンベロープ× ヒト肝炎ウイルス
高度 グルタルアルデヒド ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
ホルムアルデヒド ○ ○ △ ○ ○ ○ ○
次亜塩素酸ナトリウム ○ △ △ ○ ○ ○ ○
中等度 ヨードホール ○ ○ △ ○ ○ ○ ×
アルコール ○ ○ × ○ ○ △ ×
クレゾール石鹸 ○ ○ × △ △ × ×
低度 塩化ベンザルコニウム ○ × × △ △ × ×
両性界面活性剤 ○ △ × △ △ × ×
クロルヘキシジン ○ × × △ △ × ×

消毒剤の対象物別適用範囲

○ ： 使用可 △ ： 使用に注意 × ： 使用不可

能力 消毒剤 環境・物品 生体
環境 金属 非金属 皮膚 粘膜 排泄物
高度 グルタルアルデヒド △ ○ ○ × × ○
ホルムアルデヒド △ △ △ × × ×
次亜塩素酸ナトリウム △ × ○ △ △ △
中等度 ヨードホール × × × ○ ○ ×
アルコール △ ○ ○ ○ × ×
クレゾール石鹸 △ △ △ △ △ ○
低度 塩化ベンザルコニウム ○ ○ ○ ○ ○ ×
両性界面活性剤 ○ ○ ○ ○ ○ ×
クロルヘキシジン ○ ○ ○ ○ × ×
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