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「猫カリシウイルス病」の版間の差分
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+ | *ウイルスは口腔、咽頭上皮、に肺胞細胞(要するに上部気道)に親和性を持つ。 | ||
+ | *軽度のくしゃみ、漿液性の鼻汁、眼分泌物、結膜炎、口腔 潰瘍などの症状がでるが、表現型や程度の強さは様々 | ||
+ | *口腔潰瘍(舌、口蓋)がよく見られる特徴である。 | ||
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+ | *滑膜炎をおこし跛行が起こる。症状は一時的 | ||
+ | *参考→http://icatcare.org/advice/cat-health/limping-syndrome-and-feline-calicivirus |
2016年2月1日 (月) 02:22時点における版
- いわゆる猫風邪の原因の一つ
- ウイルスは口腔、咽頭上皮、に肺胞細胞(要するに上部気道)に親和性を持つ。
- 軽度のくしゃみ、漿液性の鼻汁、眼分泌物、結膜炎、口腔 潰瘍などの症状がでるが、表現型や程度の強さは様々
- 口腔潰瘍(舌、口蓋)がよく見られる特徴である。
- 難治性口内炎の猫で抗体陽性になることが多い
病名 |
原因 |
伝播・疫学 |
症状(臨床・病理) |
診断・類症鑑別 |
予防・治療 |
重要事項 |
和名: 猫カリシウイルス病 |
和名: 猫カリシウイルス |
感染様式: 口・咽頭部から多量のウイルスが唾液中に排出→エアロゾル→気道感染、直接感染による伝播。 キャリアー猫(急性感染猫、持続感染キャリアー猫がキャリアーとなる。) |
臨床: 発熱・鼻炎・よだれ・くしゃみ・流涙(猫ウイルス性鼻気管炎と類似)。口腔内・舌の潰瘍と水疱形成 |
診断: ウイルス分離(鼻・咽頭ぬぐい液)→猫の培養細胞:CPE、核内封入体なし |
予防: 生ワクチン |
|
世界: 世界各地 |
急性: |
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日本: あり |
慢性: |
血清学的診断: HAなし(猫赤血球) CF,IFAで共通抗原を検出して抗体検出 |
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英名: Feline calicivirus infection |
英名: Caliciviridae, Vesivirus |
宿主: ネコ科動物 |
病理: 初期→滲出性肺炎 後期→間質性肺炎 |
類症鑑別: |
治療: 猫組み替えω型インターフェロン→犬パルボウイルス感染症にも適用可能 |
その他
猫のカリシウイルス感染による跛行?
- 滑膜炎をおこし跛行が起こる。症状は一時的
- 参考→http://icatcare.org/advice/cat-health/limping-syndrome-and-feline-calicivirus