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「塩化アンモニウム」の版間の差分

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*シュウ酸塩、ケイ酸塩、尿酸塩、シスチンの様な酸に難溶性以外の尿石症の補助療法
 
*シュウ酸塩、ケイ酸塩、尿酸塩、シスチンの様な酸に難溶性以外の尿石症の補助療法
*単独で使用する事はない
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*単独で使用する事はない(アルカローシスで使えるが・・・)
 
*高アンモニウム血症の診断のために塩化アンモニウム負荷試験がある
 
*高アンモニウム血症の診断のために塩化アンモニウム負荷試験がある
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== 薬の作用機序 ==
 
== 薬の作用機序 ==
 
*生体内でNH<sub>4</sub><sup>+</sup>とCl<sup>-</sup>に解離
 
*生体内でNH<sub>4</sub><sup>+</sup>とCl<sup>-</sup>に解離

2015年2月13日 (金) 17:54時点における最新版

薬品名

塩化アンモニウム

商品名

  • ウローゼ(Uroze)

適応

  • シュウ酸塩、ケイ酸塩、尿酸塩、シスチンの様な酸に難溶性以外の尿石症の補助療法
  • 単独で使用する事はない(アルカローシスで使えるが・・・)
  • 高アンモニウム血症の診断のために塩化アンモニウム負荷試験がある

薬の作用機序

  • 生体内でNH4+とCl-に解離
  • NH4+が尿素に変換されてH+が産生
  • HCO3-がH+と反応して血液や尿が酸性化

薬用量

動物種 薬用量 注意項目
60~100mg/kg BID
60~100mg/kg BID
塩化アンモニウム負荷試験 0.1mg/kg この試験やるより、血清胆汁酸濃度(TBA)はかったほうがリスクないかもしれません
  • 動物種ごと
    • 各動物種の補足事項

注意事項

  • 動物種ごとに分けずに記載
  • 特定の動物種や品種におこる事象はその種類を( )で記載

毒性

代謝

その他