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「スクラルファート」の版間の差分
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− | H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害剤をつかわなくなった時に潰瘍などの再発防止などにつかっても良い | + | *H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害剤をつかわなくなった時に潰瘍などの再発防止などにつかっても良い |
+ | *ゾリンジャー・エリソン症候群→[[ガストリノーマ]]参照 | ||
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消化器の粘膜が潰瘍などをおこすとその単表面のたんぱく質にくっつき被膜を作る | 消化器の粘膜が潰瘍などをおこすとその単表面のたんぱく質にくっつき被膜を作る |
2015年11月23日 (月) 16:19時点における最新版
薬品名
スクラルファート(英:Sucralfate)
商品名
- アルサルミン
適応
- 胃腸障害で防御因子が低下もしくは下がる恐れがある症例に対して使用。
- H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害剤をつかわなくなった時に潰瘍などの再発防止などにつかっても良い
- ゾリンジャー・エリソン症候群→ガストリノーマ参照
薬の作用機序
消化器の粘膜が潰瘍などをおこすとその単表面のたんぱく質にくっつき被膜を作る
薬用量
動物種 | 薬用量 | 注意項目 |
---|---|---|
犬 | 30-50mg/kg TID | … |
猫 | 0.25-0.5mg/head TID | … |
… | mg/kg | … |
- 動物種ごと
- 各動物種の補足事項
注意事項
- ニューキノロン系やテトラサイクリン系の薬をつかう時は作用が減弱するかも