北野成昭(キタノナルアキ) 作『獣医志Wiki』はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
差分
[[category:人工流産]]
[[Category:偽妊娠]]
本薬剤はDopamin agonistである。人のパーキンソン氏病の治療に用いられている
== 薬品名 ==
カベルゴリン
*偽妊娠
*下垂体性クッシングPDH (奏功率が低い20-40%)
*ラットの下垂体腫瘍
*子宮蓄膿症の犬におけるPG療法
**クロプロステノ ー ル(1μg/kg, SC, SID) +カベルゴリン( 5μg/kg,PO,SID)を併用する
**PG単独療法より副作用も発現しにくく、再発率も押さえられる
**管理人はアリジンを使用する方が好きです。
*セルトリ細胞腫での抗プロジェステロン血症
== 薬の作用機序 ==
*DOPAMIN作用によりACTH分泌抑制を起こす*犬猫ラットは妊娠の維持にプロラクチン（乳汁分泌ホルモン）が必要であるためドーパミン作用でプロラクチン分泌を抑制することで「妊娠後期」に限定して人工流産が可能になる。*抗プロジェステロン作用もある。
== 薬用量 ==
! 動物種 !! 薬用量 !! 注意項目
|-
| 犬 || 5μg/kg PO SID 7days 7daysくらい ||…
|-
| 猫 || 25-50μg/kg|| …妊娠中期以降
|-
| 牛 || mg/kg ||…
|-
|-
| 齧歯類 || mg5μg/kgPO || …偽妊娠の時は2時間毎
|-
| ミニブタ || mg/kg|| …
