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「イベルメクチン」の版間の差分
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== 商品名 == | == 商品名 == | ||
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| + | <html><a href="https://www.flickr.com/photos/geshtalt/15154484854" title="Untitled by naruaki kitano, on Flickr"><img src="https://farm8.staticflickr.com/7472/15154484854_e9814c801b_t.jpg" width="75" height="100" alt="Untitled"></a></html> | ||
== 適応 == | == 適応 == | ||
| + | *ツメダニ症 | ||
| + | *しらみ症 | ||
| + | *ネコショウヒゼンダニ症 | ||
| + | *犬の疥癬症 | ||
| + | *ミミヒゼンダニ症 | ||
| + | *フィラリア | ||
| + | *毛包虫 | ||
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== 薬の作用機序 == | == 薬の作用機序 == | ||
== 薬用量 == | == 薬用量 == | ||
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! 動物種 !! 薬用量 !! 注意項目 | ! 動物種 !! 薬用量 !! 注意項目 | ||
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| − | | 犬 || | + | | 犬 || 300μg/kg(毛包虫症の場合) 24時間ごと ||rowspan="2"|毛包虫以外は一週間ごとに計４回 |
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| − | | 猫 || | + | | 猫 || 300μg/kg(毛包虫症の場合)24時間ごと |
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| − | | | + | | 犬のフィラリア症 || 6μg/kgを月に一回|| … |
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*動物種ごと | *動物種ごと | ||
| − | ** | + | **下記の中毒の項目参照の上で投与計画を慎重に行う必要性がある場合以下のプロトコールを個人的に提案したい |
| + | **一日目→50μg/kg 二日目→100μg/kg 三日目→→150μg/kg 四日目→200μg/kg 五日目→300μg/kg | ||
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== 注意事項 == | == 注意事項 == | ||
*動物種ごとに分けずに記載 | *動物種ごとに分けずに記載 | ||
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== 毒性 == | == 毒性 == | ||
| + | コリー種やオールドイングリッシュシープドッグでは特異体質から中毒おこりやすい(どの犬種でも起こる可能性あり) | ||
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== 代謝 == | == 代謝 == | ||
== その他 == | == その他 == | ||
=== アイボメック注の使い方 === | === アイボメック注の使い方 === | ||
| − | 10mg/mLの製剤を使用 | + | 10mg/mLの製剤を使用(牛用は注射用、馬用は経口投与用に販売されている) |
*フィラリアの場合 | *フィラリアの場合 | ||
**プロピレングリコール100倍希釈で0.1ml/kg | **プロピレングリコール100倍希釈で0.1ml/kg | ||
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:例)一回目SCで次の日から二日間シリンジに入れて二日連続で飲ましてもらう。 | :例)一回目SCで次の日から二日間シリンジに入れて二日連続で飲ましてもらう。 | ||
*ちなみにプロピレングリコール(PG)で溶解するのはアイボメックの溶媒がPGだからである | *ちなみにプロピレングリコール(PG)で溶解するのはアイボメックの溶媒がPGだからである | ||
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[[Category:抗寄生虫薬]] | [[Category:抗寄生虫薬]] | ||
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2015年2月8日 (日) 20:26時点における最新版
薬品名
イベルメクチン
商品名
- アイボメック
適応
- ツメダニ症
- しらみ症
- ネコショウヒゼンダニ症
- 犬の疥癬症
- ミミヒゼンダニ症
- フィラリア
- 毛包虫
薬の作用機序
薬用量
| 動物種 | 薬用量 | 注意項目 |
|---|---|---|
| 犬 | 300μg/kg(毛包虫症の場合) 24時間ごと | 毛包虫以外は一週間ごとに計４回 |
| 猫 | 300μg/kg(毛包虫症の場合)24時間ごと | |
| 犬のフィラリア症 | 6μg/kgを月に一回 | … |
- 動物種ごと
- 下記の中毒の項目参照の上で投与計画を慎重に行う必要性がある場合以下のプロトコールを個人的に提案したい
- 一日目→50μg/kg 二日目→100μg/kg 三日目→→150μg/kg 四日目→200μg/kg 五日目→300μg/kg
注意事項
- 動物種ごとに分けずに記載
- 特定の動物種や品種におこる事象はその種類を( )で記載
毒性
コリー種やオールドイングリッシュシープドッグでは特異体質から中毒おこりやすい(どの犬種でも起こる可能性あり)
代謝
その他
アイボメック注の使い方
10mg/mLの製剤を使用(牛用は注射用、馬用は経口投与用に販売されている)
- フィラリアの場合
- プロピレングリコール100倍希釈で0.1ml/kg
- ミミダニ・疥癬の場合
- プロピレングリコール5倍希釈で0.1ml/kg
- 投与方法はSCでもPOでもよい
- 例)一回目SCで次の日から二日間シリンジに入れて二日連続で飲ましてもらう。
- ちなみにプロピレングリコール(PG)で溶解するのはアイボメックの溶媒がPGだからである
