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てんかん

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本サイトでは癲癇と記述せず「てんかん」と表記を統一させる。

てんかん(英:Epilepsy)
脳の神経ネットワークがなにかしらの影響を受け意識でコントロールできない痙攣や意識障害が起こることである。
  • 混乱しやすい言葉
    • 発作:時間的な観点から「突然起こる症状」を指す。病気の程度を意味していない(心臓発作とか)
    • 痙攣:筋肉の無意識の収縮。
    • チック:なお「人のチック」とは全くの別物である。ライム病感染源のチック(Tick=ダニ) とも違う。帯広畜産大学では畜大虫と言ってぶゆをチックと言っている。

夜間救急での対処法

  • オーナーから「いつからどれくらいの時間発作が起こっていますか?」と「どれくらいの感覚で発作がおこりますか?」
  • てんかんが起こっているときは酸素消費量が高いため酸素化推奨

抗てんかん薬(英:AntiEpilepticDrug)AED

犬のてんかん治療

猫のてんかん治療

禁忌

フェノチアジン誘導体は禁忌

アセプロマジンなど 脳幹毛様体賦活系の抑制、CNS のドパミン作動性神経の拮抗により、気持ちを落ち着かせ、運動を抑制。一見理にかなっているようであるが、てんかん発作の閾値を下げるため禁忌。

その他

実験動物学ではスナネズミがてんかんのモデル動物