北野成昭(キタノナルアキ) 作『獣医志Wiki』はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
カテゴリ:抗てんかん薬
提供: 獣医志Wiki
- 抗てんかん薬(AED
- AntiPileptic Drug):
抗てんかん薬→できれば単剤で管理できればよいが、マルチモーダル
目次
ファーストラインのAED
第一選択薬とは違う 単剤で使用でき副作用が低く安価である 有効性や定常状態到達しやすい
- フェノバール
- 臭化カリウム
- ゾニサミド
早く効かせたいなら早く定常状態になる薬を選ぶ 2ndライン LEV→ファーストラインとして使うことも可能だが一日三回使用する必要。日本では比較的薬 ガバペンチン フェルバメート
単剤で不十分な薬
定常状態到達時間
レベチラセタム>ゾニサミド>フェノバール>>>>>臭化カリウム 副作用 フェノバール>臭化カリウム>ゾニサミド>レベチラセタム
発作型
フェノバルビタール
有効血中濃度:12〜34μg/dl→できれば30位に維持をする。35をオーバーすると肝毒性が出やすい モニタリングをしっかりする 使用して完全抑制するのは85%くらい KBrは50%位が完全抑制される フェノバルビタールを増強する薬 P450を抑制する?
臭化カリウム
副作用は初期はフェノバルビタールが出やすいが、臭化カリウムは後になってから出やすい 3ヶ月くらいかけて血液中の有効濃度になる。 肝臓で代謝されない SIDでオッケー 空腹時の投薬はさける
フェルバメート
ガバペンチン
トピラメート
ゾニサミド
犬でよく検討されている薬だが、猫も使用オッケー。 2015年度現在ではファーストラインになりつつある
レベチラセタム
TID 高価
ラモトリジン
ベンゾジアゼピン
抗てんかん薬同士の相互作用
一生飲み続ける薬だからよく理解しておく フェノバルビタールが一番副作用ある
肝臓が気になる子には 臭化カリウム→レベチラセタム→ゾニサミド
発作の種類 焦点性発作