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− | 肺、肝臓の肥満細胞に存在する。血液凝固因子の第II,X因子を不活化(抗トロンビン作用) | + | *肺、肝臓の肥満細胞に存在する。血液凝固因子の第II,X因子を不活化(抗トロンビン作用) |
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クマリン誘導体の一つ。スイートクローバー中毒や殺鼠剤。血液凝固阻止作用は試験管内では認められない。 | クマリン誘導体の一つ。スイートクローバー中毒や殺鼠剤。血液凝固阻止作用は試験管内では認められない。 | ||
− | === チクロピジン(ticlopidine) === | + | === [[チクロピジン]](ticlopidine) === |
− | 血小板凝集能抑制剤である。獣医の臨床現場ではあまり使われない。 | + | *血小板凝集能抑制剤である。獣医の臨床現場ではあまり使われない。 |
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== 線維素溶解酵素剤 == | == 線維素溶解酵素剤 == | ||
+ | *[[ストレプトキナーゼ]] | ||
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+ | *[[ウロキナーゼ]] | ||
+ | *[[アルテプラーゼ]] | ||
+ | *[[モンテプラーゼ]] | ||
== 抗炎症血行促進皮膚保湿剤 == | == 抗炎症血行促進皮膚保湿剤 == | ||
+ | *[[ヘパリン類似物質]] | ||
== 抗血小板剤 == | == 抗血小板剤 == | ||
+ | *[[アスピリン]] | ||
+ | *[[ジピリダモール]] | ||
+ | *[[クロピドグレル]]硫酸塩 | ||
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+ | == DIC対策薬 == | ||
+ | *[[メシル酸ガベキサート]] | ||
+ | *[[メシル酸ナファモスタット]]→凝固因子多段階制御、血小板凝集抑制作用。半減期が8分と短い! |
2017年4月29日 (土) 01:41時点における最新版
- 抗凝固剤
- 大きくわけて凝固因子の生成や作用を抑制して効果を現す薬と、 血小板の作用を抑制する薬とがある。
目次
血液凝固阻止剤・血液凝固抑制剤
ヘパリン(heparin)
- 肺、肝臓の肥満細胞に存在する。血液凝固因子の第II,X因子を不活化(抗トロンビン作用)
- ヘパリン非分画の場合抗X a 作用、抗トロンビン作用
- 低分子ヘパリンの場合おもに抗X a 作用
ワルファリン(warfarin)
クマリン誘導体の一つ。スイートクローバー中毒や殺鼠剤。血液凝固阻止作用は試験管内では認められない。
チクロピジン(ticlopidine)
- 血小板凝集能抑制剤である。獣医の臨床現場ではあまり使われない。
- パナルジン
線維素溶解酵素剤
血栓塞栓症対策薬
抗炎症血行促進皮膚保湿剤
抗血小板剤
DIC対策薬
- メシル酸ガベキサート
- メシル酸ナファモスタット→凝固因子多段階制御、血小板凝集抑制作用。半減期が8分と短い!
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