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「子牛の感染性関節炎」の版間の差分
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(ページの作成:「新生子牛の多発性関節炎 == 原因 == 出生児に臍帯から感染、もしくは免疫状態により肺炎や肝炎から血行をたどり全身の関節に...」) |
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2015年2月8日 (日) 19:52時点における最新版
新生子牛の多発性関節炎
原因
出生児に臍帯から感染、もしくは免疫状態により肺炎や肝炎から血行をたどり全身の関節に感染が広がっていく
- 原因菌
- E. coli,
- Salmonella .spp
- Streptococuss .spp.
- Arcanobacterium pyogenes
症状
- 沈うつ,披行または横臥, 食欲不振, 脱水
- 感染後24時間以内に関節の腫脹と疼痛がみられる
- 一般的な罹患関節は, 飛節, 膝, 手根,球節→球間接はあまり罹患しない
- 臍には深部触診で終痛を伴うため疑わしい場合管を触って触診しておく
- 感染して時間が経つと神経症状(頭部の振せん, 後弓反張)がみられる場合もある→関節が感染して神経症状が出ているというよりも中枢への感染の拡大の結果だと思われる