クリエイティブ・コモンズ・ライセンス北野成昭(キタノナルアキ) 作『獣医志Wiki』はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスで提供されています。

鶏貧血ウイルス病

提供: 獣医志Wiki
移動: 案内検索



病名

原因

伝播・疫学

症状(臨床・病理)

診断・類症鑑別

予防・治療

重要事項

その他メモ

和名:

鶏貧血ウイルス病

和名:

鶏貧血ウイルス

感染様式:

水平および垂直感染。

介卵感染(in egg)

一ヶ月齢以内の雛で発生

臨床:

元気消失、貧血、発育不全→死亡

全身の点状出血

診断:

ウイルス分離(肝臓乳剤):SPF鶏に摂取:発症の有無

マレック病由来リンパ系細胞(MDCC-MSB1)

予防:

生ワクチン(種鶏)

1.介卵感染したひなで発症し,骨髄傷害性の貧血症(再生不良性貧血)を起こす

2.ヘマトクリット値の著明な低下(10%以下),骨髄の退色・黄色化,胸腺などの萎縮が特徴的


世界:

世界各地に広く分布

日本:

あり

血清学的診断:

中和テストかELISAで抗体検出

英名:

chicken anemia virus infection

英名:

Circoviridae

Gyrovirus

宿主:

病理:

貧血による全身の退色

胸腺萎縮、骨髄の脂肪化(→これで免疫低下、RBC,WBC低下→貧血)

ファブリキウス嚢の萎縮

汎血球減少

類症鑑別:

治療: