- 胸腔ドレーン(Chest drain)
- 胸腔内の空気(気胸)や水分(胸水)を抜き出すためのインストールメントである。
- メリット
- 安全性が穿刺より高く、専門家でなくても抜くことができる
- 動物への負担が少ない
- 通院や長期的にみれば経済的負担がかるい
材料
日本国内ではファイコンチューブ(富士システムズ)の魚拓がよく用いられる。緑のラインが入ってる部分はエックス線に写るので位置確認に便利。
ファイコンチューブ | 富士システムズ株式会社 |
- ほかのドレーンでも個人的にはいいと思うが、内径がつぶれないようなものがいいですね。
- 胸腔ドレーンを挿入して医原性の気胸にならないためにも皮下に通してワンクッション置くのも非常に大切です。
準備
- 30〜40cmにカットしておき、先詰まりを防ぐためにサイドホールをあけておく。
- 物理的な耐久性考えながら穴は開けてください。ちなみに僕なら管の直径30%を超えない穴にします。抜くとき引っかかって抜けなくて大変なので(TдT)
HowTo
Chest drain placement in a dog | Vygon Vet Chest drain |
Chest drain placement in a dog | Vygon Vet Chest drain |
動画
胸腔ドレーンを挿入しているところ
材料についての解説