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熱型

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熱型
通常解熱薬や抗生物質を用いずに引き起こされる発熱のパターンを示す。

fever

稽留熱(けいりゅうねつ)

日差が1℃以内の持続する高熱 炭疽、牛疫、クルップ性肺炎、インフルエンザ、化膿性肝炎、肺炎、腎炎、オオガタピロプラズマ病、中毒、脳炎

弛緩熱(しかんねつ)

日差が1℃以上で高低の差が明らかである。平熱に戻らない

間歇熱(かんけつねつ)

→間欠熱でも現代ではいいが教科書的にこの表記にあわせましょう

日差が1℃以上。平熱に戻る。文字通り間欠的

回帰熱(かいきねつ)

発熱が反復して発生する。高熱の持続時間は2-3日以上だが発生間隔は一定ではない

一日熱(いちにちねつ)

高熱が頻発するが一日くらいで平熱に戻る

波状熱(はじょうねつ)

長期の不整高熱と微熱が反復する。

不整熱(ふせいねつ)

型のない発熱

虚脱熱(きょだつねつ)

体温が平温以下に下降している

転倒熱(てんとうねつ)

通常のバイオリズムに反して朝の体温より夕刻の体温が高い場合