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メトロニダゾール

991 バイト追加2017年6月18日 (日) 08:54
== 注意事項 ==
*胃腸障害
 
=== メトロニダゾール中毒 ===
*犬において中枢性前庭疾患→斜頸と眼振
*対して猫は前脳と小脳症状を呈する。犬よりも低い用量で症状が発現する傾向にある
*長期投与により末梢ニューロパシーと顆粒球減少症
*(犬)60mg/kg/dayで前庭,小脳の機能障害が発現
**30mg/kg/dayで前庭,小脳の機能障害が発現した報告もあり、個体差があることに注意する**よってインフォームするのはなかなか難しい。インフォームすることで変に心配されて治療すべき状況に飼い主が治療を受け入れなくなってしまい、余計状況が悪くなったりすることがある。**(管理人より)中枢神経での副作用言われていますが2千くらいの子犬に処方しましたが経験ありません。もともと中枢神経に問題あった奴に3中枢神経での副作用言われていますが2千くらいの子犬に処方しましたが経験ありません。もともと中枢神経に問題あった子で成犬に経験があります*中枢性前庭疾患→斜頸と眼振メトロニダゾールの中毒の場合**治療は投薬の停止で5-14日位で元に戻る事がある**積極的治療を行なう場合以下のプロトコールを個人的に行なっている***GABAを介して神経症状が誘発されているので点滴を流して相対的に濃度を減らす***ジアゼパムを0.4mg/kg IV shotで投与する***その後ジアゼパムを0.5mg/kg PO TID
== その他 ==
*昔の報告で免疫調整機能があることが報告されているが、後追い研究の結果を見ている限り免疫調整機能はあるように思えない。結論として免疫調整機能はないと考えられている。
ビューロクラット管理者
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