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プラリドキシム

薬品名

ヨウ化プラリドキシム(Pralidoxime Iodide)

商品名

  • パム(PAM)

適応

有機リン中毒

薬の作用機序

ChEにくっついた有機リンをひっぺがす→ChEの活性があがる(再賦活化)

薬用量

動物種 薬用量 注意項目
10-15 mg/kg BID-TID /SC im
10-15 mg/kg BID-TID /SC im
mg/kg
  • 洋書では10-50 mg/kgと幅が広い
  • CRIで使用する場合は10-20 mg/kg/hrで使用

注意事項

  • 低用量からの使用を推奨
  • アトロピンとの併用で効果があるとされており、最低36時間は使用する
  • アトロピンとプラリドキシムを混合しない!
  • カルバメート中毒の患者に使用してはいけない(悪化させるから)
  • 発症から24時間以内に適応してあげる、48時間でも有効
    • 慢性的な有機リン中毒には2週間ほどかかるケースもあり

毒性

代謝

その他

最終更新: 2015年1月14日 (水) 23:32