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カテゴリ:抗癌剤

6,741 バイト追加2016年4月5日 (火) 15:43
== 抗癌剤 ==
=== アルキル化剤 ===
マスタード系とアルキル化系にわけられるがDNAなどにアルキル基を結合させて細胞を死滅させる機序は同じ
==== マスタード系 ====
*[[シクロフォスファミド]](CPA:cyclophosphamide)
*[[イホスファミド]]
*[[メルファラン]](L-PAM:melphalan)
*[[ブスルファン]]
*[[クロラムブシル]](chlorambucil)
 
==== ニトロウレア系 ====
*CCNU(CCNU:lomustine:)([[ロムスチン]])
*[[ダカルバジン]](DTIC:dacarbazine)
*[[ニムスチン]]
テモゾロミド
 
 
=== 代謝拮抗薬 ===
*[[5-フルオロウラシル]]
*[[シトシンアラビノシド]]
*[[ヒドロキシカルバミド]](hydroxycarbamide)[[ヒドロキシウレア]]
*[[シタラビン]](Ara-C:cytarabine)
エノシタビン
ゲムシタビン
メソトレキセート
*シタラビンオクフォスファート
*メソトレキサート・ミトトレキサート(MTX:methotrexate)
メルカプトプリン(プリン代謝拮抗薬)
ホリナートカルシウム(葉酸拮抗薬)
 
=== 抗生物質 ===
*[[ドキソルビシン]](DXR:doxorubicin hydrochloride)
*[[アクチノマイシンD]](ACT-D:actinomycin D)
*塩酸[[ダウノルビシン]](DNR:daunorubicin hydrochloride)
*塩酸[[ブレオマイシン]](BLM:bleomycin hydrochloride)
*塩酸[[ミトキサントロン]](MIT:mitoxantrone hydrochloride)
*塩酸[[イダルビシン]]
*[[マイトマイシンC]]
=== 酵素 ===
=== ホルモン ===
*[[プレドニゾロン]](Pre:predonisolone)
=== 植物アルカロイド ===
*[[ビンクリスチン]]
*[[ビンブラスチン]]
ビノレルビン
 
=== プラチナ化合物 ===
(〜プラチん)
DNAと鎖間結合あるいは蛋白結合を行うことによりDNAの合成を阻害し、細胞の分裂を阻害することにより細胞死を来す
*シスプラチン(CCDP:cisplatin)
*カルボプラチン(CBDCA:carboplatin)
=== ビンアルカロイド・タキサン ===
*硫酸ビンクリスチン(VCR:vincristine sulfate)
*硫酸ビンブラスチン(VLB:vinblastine sulfate)
*パクリタキセル(PTX:paclitaxel)
=== その他 ===
*L-アスパラギナーゼ(L-ASP:L-asparaginase)(G1期)
*ピロキシカム(piroxicam)
*ジノスタチンスチマラマー
*アザシチジン
*パクリタキセル
*ドセタキセル
*エトポシド
*タモキシフェン
*ストレプトジン
*メシル酸イマチニブ
*マシチニブ
*トラセニブ
*サリドマイド
*トレチノニン
*インターロイキン2
ウベニメクス
ピシバニル
*レバミゾール
*レンチナン
 
== 抗癌剤副作用 ==
<html><a href="https://www.flickr.com/photos/geshtalt/16103991230" title="抗癌剤の副作用 by naruaki kitano, on Flickr"><img src="https://farm9.staticflickr.com/8670/16103991230_95194f7ae7_o.jpg" width="492" height="738" alt="抗癌剤の副作用"></a></iframe></html>
*骨髄抑制
**免疫抑制のため(→)のような疾患にかかる事がある。「ニキビダニ症、皮膚糸状菌症、クリプトコッカス、トキソプラズマ」
**コリー系の犬(P-糖蛋白をコードする遺伝子の異常)は骨髄抑制強く出る可能性あり
**ビンクリスチンは骨髄抑制意外に起こる
**ロムスチン、カルボプラチン、ビンブラスチンは骨髄抑制起こるが重篤化しない傾向
*骨髄抑制のモニタリング
**血小板の確認
**好中球減少の程度
**左方移動の有無
**中毒性変化の有無
**腫瘍細胞の出現
*血管外漏出
**皮膚の壊死・潰瘍を起こす
***ドキソルビシン
***ビンクリスチン、ビンブラスチン
**一過性の皮膚障害
***カルボプラチン、ミトキサントロン
**血管外漏出時の治療薬
***[[デキスラゾキサン]]→投与したドキソルビシンの20倍量を3時間以内に静脈注射
 
 
== 表記用 ==
{{薬}}
 
== [[抗癌剤プロトコール]]集 ==
抗癌剤単品での使用プロトコールは各薬剤(つまり本サイトの薬用量マニュアル)をご確認下さい。<br />
最新のプロトコールが必ずしもいいとは限りません。また抗がん剤に関しては外挿して物事を考えないほうがよいでしょう。
=== 犬と猫のプロトコールまとめ ===
*[[抗癌剤プロトコール:犬]]
*[[抗癌剤プロトコール:猫]]
=== 各プロトコールまとめ ===
[[:Category:プロトコール]]に以下をカテゴライズされています。
*[[ACプロトコール]]
*[[ADICプロトコール]]
*[[COPプロトコール]]
*[[CHOPプロトコール]]
*[[PACOプロトコール]]
*[[COPAプロトコール]]
*[[COPLAプロトコール]]
*[[UWMプロトコール]]
*[[VACプロトコール]]
*[[VCPプロトコール]]
*[[ADICプロトコール]]
*[[プレドニゾロン併用プロトコール]]
 
=== プロトコールの記号がごっちゃになる対策 ===
とりあえず私は以下のように捉えて、例外があればそのつど覚えてます・
;L:Lアスパラギナーゼ
;V:ビンクリスチン
;P:プレドニゾロン
;C:シクロフォスファミド
;D:アクチノマイシンD
;A:アドリアマイシン(ドキソルビシン)
 
== [[体表面積]] ==
{| class="wikitable"
|+体重・体表面積対応表
!体重(kg)!!体表面積(m2)
|-
|0.5||0.06
|-
|1.0||0.10
|-
|2.0 ||0.15
|-
|3.0 ||0.20
|-
|4.0|| 0.25
|-
|5.0 ||0.29
|-
|6.0 ||0.33
|-
|7.0 ||0.36
|-
|8.0 ||0.40
|-
|9.0 ||0.43
|-
|10.0 ||0.46
|-
|11.0 ||0.49
|-
|12.0 ||0.52
|-
|13.0 ||0.55
|-
|14.0 ||0.58
|-
|15.0 ||0.6
|-
|16.0 ||0.63
|-
|17.0 ||0.66
|-
|18.0 ||0.69
|-
|19.0 ||0.71
|-
|20.0 ||0.74
|-
|21.0 ||0.76
|-
|22.0 ||0.78
|-
|23.0 ||0.81
|-
|24.0 ||0.83
|-
|25.0 ||0.85
|-
|26.0 ||0.88
|-
|27.0 ||0.90
|-
|28.0 ||0.92
|-
|29.0 ||0.94
|-
|30.0 ||0.96
|-
|31.0 ||0.99
|-
|32.0 ||1.01
|-
|33.0 ||1.03
|-
|34.0 ||1.05
|-
|35.0 ||1.07
|-
|36.0 ||1.09
|-
|37.0 ||1.11
|-
|38.0 ||1.13
|-
|39.0 ||1.15
|-
|40.0 ||1.17
|-
|41.0 ||1.19
|-
|42.0 ||1.21
|-
|43.0 ||1.23
|-
|44.0 ||1.25
|-
|45.0 ||1.26
|-
|46.0 ||1.28
|-
|47.0 ||1.30
|-
|48.0 ||1.32
|-
|49.0 ||1.34
|-
|50.0 ||1.36
|}
 
 
 
[[Category:薬]]
[[Category:腫瘍]]
 
=== 抗がん剤のテンプレート ===
 
<pre>
用量については[[体表面積]]を参照
[[Category:薬]]
[[Category:抗癌剤]]
== 薬品名 ==
*(英):
== 薬の作用機序 ==
== 薬用量 ==
{| class="wikitable"
|-
! 動物種 !! 薬用量 !! 注意項目
|-
| 犬 || mg/m<sup>2</sup> ||…
|-
| 猫 || mg/m<sup>2</sup>|| …
|-
| … || mg/m<sup>2</sup>|| …
|}
== 適応 ==
=== 注意事項 ===
*動物種ごとに分けずに記載
*特定の動物種や品種におこる事象はその種類を( )で記載
== 商品名 ==
*
== 毒性 ==
== 代謝 ==
== その他 ==
 
</pre>
ビューロクラット管理者
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