352 バイト追加、
2017年1月12日 (木) 09:49
*図下:単なる印象としてだいたいこのあたりに線維肉腫や扁平上皮癌ができると印象を持っておきましょう。下顎リンパ節は最低限左右差がないかどうかをチェックしましょう。
*口の中を診察室内でチェックしきる事はなかなかに困難です。ですので歯科チェックと、口腔内腫瘍の臨床像をきっちり押さえた上で視診をする価値が生まれてきます。時にはオーナーが歯肉からの出血などで来院してくれるかもしれませんが獣医師ができるだけ気付いてあげれるようにしましょう。
*口腔内のチェック
##歯列→歯との関係はどうなっているか
##口蓋(硬・軟)にできた場合、鼻腔内に浸潤していないかどうか→CTでチェックできれば
##咽喉頭にできた場合→頚部や耳に影響していないか
##舌にできた場合→下顎や咽頭に波及していないかどうか
== 口腔内に原発する腫瘍 ==