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カテゴリ:口腔内腫瘍

1,316 バイト追加2017年1月12日 (木) 09:40
/* 口腔内腫瘍を見逃さないために */
== 口腔内腫瘍を見逃さないために ==
<html><img src="https://c1.staticflickr.com/1/732/32140475261_846ffa1a40_z.jpg" width="640" height="480" alt="image"></a></html>
*図左上:歯科チェックの時に歯肉のチェック。前歯もお利口さんなら見てあげましょう。喉奥、扁桃腺、舌根部は口を開けてできるだけ。全部視るためには鎮静が必要かもしれません。
*図右上:絵は猫ですが麻酔時に舌の根元や舌の下の軟部組織もチェックしましょう。日常診療ではなかなか見れないかもしれませんが、嚥下障害や喉周りのトラブルが起きた時はできる限りチェックしましょう。
*図下:単なる印象としてだいたいこのあたりに線維肉腫や扁平上皮癌ができると印象を持っておきましょう。下顎リンパ節は最低限左右差がないかどうかをチェックしましょう。
*口の中を診察室内でチェックしきる事はなかなかに困難です。ですので歯科チェックと、口腔内腫瘍の臨床像をきっちり押さえた上で視診をする価値が生まれてきます。時にはオーナーが歯肉からの出血などで来院してくれるかもしれませんが獣医師ができるだけ気付いてあげれるようにしましょう。
== 口腔内に原発する腫瘍 ==
ビューロクラット管理者
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