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オメプラゾール

1,059 バイト追加2017年5月22日 (月) 02:16
オメプラゾール(英: omeprazole)
== 商品名 ==
*オメプラール*オメプラゾン 
== 適応 ==
*消化管の潰瘍や糜爛にもちいられる
| 猫 || 0.5~1mg/kg|| 尿毒症からくる胃腸の障害→(0.7mg/kgを推奨)<br />
|-
| うさぎ || 20mg/kg|| … |-| フェレット || 0.7-4mg/kg SID|| …|-| 鳥 || mg/kg|| …|-| 爬虫類 || mg/kg|| …|-| 両生類 || mg/kg|| …|-| フクロモモンガ || mg/kg|| …|-| ハリネズミ || mg/kg|| …|-|-| 齧歯類 || mg/kg|| …|-| ミニブタ || mg/kg|| …|-| 野生動物 || mg/kg|| …|-| 無脊椎動物 || mg/kg|| …|-| 魚類 || mg/kg|| …|-| 霊長類 || 0.4mg/kg BID|| …
|}
 
*動物種ごと
**各動物種の補足事項
 
 
== 注意事項 ==
*シメチジン、ラニチジンと同様に薬物代謝酵素P-450を抑制する→薬の相互作用に注意する
*イトラコナゾールと併用させない(吸収に影響するため)
== 毒性 ==
*変異原性・催奇形性は認められていない
 
== 代謝 ==
== その他 ==
オメプラゾールは肝酵素を上昇させる
オメプラゾールは治療初期にガスモチンの血性濃度を上昇させる(矛盾している様だが、これは胃運動に寄与する)
*H.pylori(人の胃潰瘍の原因の一つ)の除菌作用を有する
*ラットのG細胞を肥厚させカルチノイドを誘発させるが、マウス、ハムスター、モルモットはG細胞の密度が少ないためこの様な有害反応は確認されていない。
*しかし、人はG細胞ポリープが本剤を投与して発生した例が報告されており、H.pyloriが原因出はないかという反論もある。
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