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エリスロポエチン

1,024 バイト追加2014年12月8日 (月) 19:06
== 薬品名 ==
*エリスロポエチン(Epo):Erythropoietin
*ダルベポエチン
;erythro:赤、血のという意味
;poietin:細胞の増殖や発育を刺激するという意味
 
== 商品名 ==
*エポジン
**[[蛋白同化ステロイド]]よりも有効。
**高価であることと、抗体が産生されることが欠点。
== 薬の作用機序 ==*一部の[[骨髄異形成症候群]](MDS)←あくまで人(200IU/kgの高用量で使用されている)
== 薬の作用機序 ==
*骨髄での赤血球産生を促進
*酸素分圧が下がった際に腎臓から分泌
*腎皮質の間質にある線維芽細胞から合成
*肝臓でもEpoは作られる(胎児期)
== 薬用量 ==
エリスロポエチン
*エリスロポエチンは連続で使用すると抗体ができて効果がさがる
**Hctが20以下になってから使用する。目標とするHctは35-40
**あくまで参考だが6-8週で50%の動物で効果がなくなる
*人のエリスロポエチン製剤を獣医学領域では用いる。リコンビナント製剤はない
== 毒性 ==
*腎細胞癌がEpoを大量に産生し赤血球増多症を引き起こす事がある**腎臓を摘出する場合片側の腎臓のEpo産生はおそらく低下している、よって摘出後Epo不足で貧血を起こさないように管理するべきである
== 代謝 ==
== その他 ==
*エリスロポエチンが免疫で効きが抑制されるならステロイドと同時に打つという発想→ステロイドは異化亢進し、蛋白源が減って造血の効率悪くなる?
**上記のないように関してなにか知見ありましたら教えていただけると幸いです。(よく考えたら自己免疫性溶血性疾患ではPreとか使うことはありますね)*猫の血中Epo濃度*腎臓*12.0~32.0mU/mL*腎臓の機能** レニン
* エリスロポエチン
* エリスロポエチン*
* カルシトリオール*分子量34000の糖タンパク*悪性腫瘍を有する患者で炎症性サイトカインが産生されるためトランスフェリンの産生を抑制したり、Epo分泌を抑制される
ビューロクラット管理者
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