クリエイティブ・コモンズ・ライセンス北野成昭(キタノナルアキ) 作『獣医志Wiki』はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスで提供されています。

差分

てんかん

1,025 バイト追加2017年11月3日 (金) 21:17
/* 夜間救急での対処法 */
*できればオーナー来院時「いつから(When)どれくらいの時間(HowLong)、どれくらいの間隔(HowOften)で発作が起こっていますか?」と「初発か否か、基礎疾患の確認」を聞く。
**AEDが必要かの判断材料と症状の程度を知ることができる。重度かどうか、症状が集中しているかどうか、重積しているかどうか、症候性なのかどうかを臨床症状を踏まえて判断する。
*応急処置として迷走神経刺激をするために眼球を圧迫するように指示する(効果はあまりないができることといえばそれくらい)
*てんかんの症状であるのかの診断(下記の診断を参照)をするべきだが、重積している場合死亡することもあるため発作を抑えることを第一優先したほうが経験上よかった。
**留置入れれる→通常通り治療(ジアゼパムが第一選択)
**留置入れれない(発作で動きまくってる場合)
***イソフルランを吸わせる。呼吸状態みながら発作が2割位に治まったら酸素のみに切り替えて留置セット
***ベンゾジアゼピンの鼻腔内投与→鼻腔粘膜が初回通過効果受けずベンゾジアゼピンの鼻腔内投与→鼻腔粘膜が初回通過効果受けず。留置が入れることが困難なときに使うことがあります。***ベンゾジアゼピンの直腸内投与→教科書に書かれています。ベンゾジアゼピンの直腸内投与→教科書的だが効果がでるまで30分くらい。循環状態や直腸内の便の状況に左右されてるのかな?効き始めれば3時間程もちます。***レベチラセタムの投与も群発発作をコントロールするのにいいらしいです。
*てんかんが起こっているときは酸素消費量が高いため酸素化推奨
 
=== 痙攀時チェック ===
*いつ起こっているか→興奮時?休息時?
*持続時間→2分以上か?
*発現間隔
*運動可能か→通常は可能
*意識状態→通常ある
 
== 分類 ==
特発性てんかん・原発性てんかん・真性てんかん
#1 回の発作の持続時間が 5 分を超える場合
#1 回の発作の後,完全な回復なしに次の発作 が連続する場合
 
=== 大学では ===
*突発性(原発性)てんかん・・・脳における遺伝的な機能異常
*後天性てんかん・・・大脳の損傷、中毒、代謝性、血管系障害による発症
で病理の時間に習うと思うが臨床的にはCSかSEかの分類が重要である
== 診断 ==
ビューロクラット管理者
2,554
回編集