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2016年2月25日 (木) 21:08
[[Category:公衆衛生学]]
[[Category:環境衛生学]]
== ミルズ・ラインケ現象 ==
病原微生物による水系感染症の制御が公衆衛生の最重要課題のひとつであり、1893年、Reinke,J.J.とMills,H.F.はそれぞれ河川水を砂濾過処理して供給するように改善した結果、水系感染症の発生のみならず一般死亡率までも激減することも認めた。これをミルズ・ラインケ現象という。この概念はわが国における近年水道の導入においても大きな役割を担った。以降、水道の普及と共に塩素消毒も行われるようになり、病原微生物の制御が可能になってきた。 なお本国においては先進諸国の中でもまれに見る大腸菌(ほぼ)フリーの水道水である。